赤ちゃんの賢い脳を育むQ&A

【Q】物をよくなげます。

【Q】

物をよくなげます。どうしたら良いでしょうか?

【A】

ボールの様に投げて遊ぶ玩具。ぬいぐるみ、車など投げて遊ばない玩具。
玩具にもさまざまな種類があります。
まず、お子さんの頭の中で分類ができる様に働きかけてあげてください。
例えば、ぬいぐるみを投げたら「痛いね。かわいそうだね。一緒にお部屋に寝かせてあげよう」といって、お母様、お父様が両手でそっとぬいぐるみを置いてあげる姿を見せる。


AKANON教室では、0歳のころから投げて良い物、投げていけない物の分類を行います。
教室では、お子さんが玩具を投げたいとい欲求がでた場合、ボールを渡して、好きなだけ投げてもらいます。
お子さんが物を持って、手を放す、投げるというのは、とても高度な脳を使っています。 


もし、投げてはいけない玩具を投げた後は、叱ることをよりも、投げられた物の気持ちになって「痛かったね」と言ったり、「かわいそうだね」と大人の気持ちを伝えるようにしていくほうが良いです。 


その後、「大事に片づけようね」と声をかけ、親が見本を見せることが大事です。
その姿を子どもが見て、真似したら「上手に片づけたね」と褒めてあげるようにしていきましょう。


褒められれば、子どもはうれしくなるので、物を投げる回数が減ってきます。
投げることを制限するのではなく、「投げることが大好き」という子どもの気持ちも尊重し、あまり制限しないことも大事です。
投げる玩具を渡す時期も必要です。
柔らかいボールで的当て遊びも脳の発育も良くします。ボールで的当て、輪投げなどもされてみてはいかがでしょうか? 


なりふり構わず、物を投げる時はエネルギーが多く、ストレスがたまっている場合 があります。
その場合は、外の公園で思いっきり遊んであげてください。

  

  

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